私たち人間の味方!乳酸菌を知ろう2

乳酸菌は私たち人間と実に深い関係にあります。食品に働きかけ、人間にとってうれしい効果を生んだり・・・体内で善玉菌として健康維持にチカラを貸してくれたり・・・先月号でご紹介した内容は、こちらからおさらい可能です!

今月も引き続き特集します(*^-^*)/

●乳酸菌のチカラを引き出す3つのヒント

乳酸菌を含んだ食品は身近なところにたくさん!ヨーグルトやチーズといった乳製品をはじめ、キムチなどの漬物、味噌や醤油などがあります。これからご紹介する3つのヒントを参考に、日々の食生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか?

乳酸菌を含む食品

[1]毎日コツコツ!
食品から摂取した乳酸菌は、生きたまま大腸に届いても、長くは留まらず便とともに排出されます。毎日コツコツ摂ることがその効果を得る近道に!

[2]一緒に摂るのが理想的!
食物繊維とオリゴ糖は、腸内に棲んでいる乳酸菌やビフィズス菌とともに活動し、その働きをサポート!ちなみにオリゴ糖は、豆類やごぼう、玉ねぎ、アスパラガスなどから摂取できます。

[3]高たんぱく・高脂質の食事は避けよう!
たんぱく質や脂肪の過剰摂取は、悪玉菌の増殖を手助けすることになります。ファストフードや脂身の多い肉類は控えめにしましょう。


◆Pick up! 「死菌」も体によいって本当?

食品から摂取した乳酸菌は、消化管のなかで「生菌」と「死菌」にわかれます。生菌とはすなわち、生きたまま大腸に届く菌のこと。しかし、ほとんどの菌は大腸に届く前に、様々な消化液の殺菌力の働きを受けて死滅します。これが「殺菌乳酸菌」、つまり死菌と呼ばれるもの。名前のイメージとは裏腹に、活力アップに役立つ、人間にとって有益な存在です。その作用により、身体環境のバランスが良い方向へ整えられます。死菌で免疫力UP!


●乳酸菌にまつわるカタカナ用語を解説!

ひょっとしたら見聞きしたことがあるかもしれない、代表的な3つの用語を解説!
意味がわかれば、乳酸菌についての理解がより深まります☆

プロバイオティクス 
体によい作用をもたらす、生菌を摂ること。菌そのものや含んでいる食品を指す場合もあります。乳酸菌・ビフィズス菌や、ヨーグルトなどの発酵乳・乳酸菌飲料で、生きたまま大腸に届くものが該当します。

プレバイオティクス
乳酸菌やビフィズス菌とともに活動し、その働きをサポートする「難消化性食品成分」のこと。食物繊維やオリゴ糖など。
プロバイオティクスとプレバイオティクスを一緒に摂ることを「シンバイオティクス」と言います。前項『乳酸菌のチカラを引き出す3つのヒント』で触れた通り、理想的な効果が得られます!

バイオジェニックス
体によい作用をもたらす食品成分は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維の6大栄養素が有名です。しかし近年、これら以外に、体に直接よい作用をもたらす食品成分の存在がわかってきました。例えば、ポリフェノール類、DHAなどです。これらの食品成分が「バイオジェニックス」であり、第7の栄養素群「ファイトケミカル」とも呼ばれます。乳酸菌の死菌体もこのバイオジェニックスの仲間とされています。


◆調査隊おすすめ!乳酸菌関連アイテム

鶴田先生のカレー
製法にこだわりぬいた、Dr.鶴田監修のカレーです。乳酸菌1000億個含有!

私たちの食生活や健康に深く結びつき、支えてくれる乳酸菌。その働きや効果を理解して、日々の食生活に取り入れられるとよいですね☆


監修:波動医科学総合研究所

投稿者:

めいらく調査隊

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