夏の体調管理の基本!冷房病対策

そもそも、冷房病って何だろう?
冷房の効いた屋内と暑さの厳しい屋外との出入りを繰り返すことで、体温調節をつかさどる自律神経のバランスが乱れ、体に不調が起きることを指します。 具体的には、手足の冷え・だるさ・肩こり・腰痛・頭痛・ 胃腸の不調・肌荒れ 等々・・・さまざまな症状があります。
一つでも当てはまるものがあったら要注意です。冷房病

Pick Up!
男性のあなたにこそ気をつけてほしい!
男性の場合、冷えに敏感な女性とは対照的に、これらの症状が冷房病によるものと気づかず、対策を取らない傾向があります。
そのために症状が悪化することも・・・。
特に中高年になると、皮膚感覚が鈍くなり、冷房の寒さを自覚できない場合もあります。 油断は禁物です!

冷房病から体を守るために
ここからは簡単にできる対策法をご紹介していきます。

1.冷房の温度設定は、外気との差が5℃以内になるようにしましょう!

私たちの体は5℃以上の急激な温度変化に対応することができません。
その点を踏まえ、冷房の温度は28℃を目安に設定し、汗が出ない程度に抑えておきましょう。冷房の温度設定

2.服装で対策!冷房の冷気が肌に直接触れないよう工夫しましょう。

カーディガンや膝掛け、厚手の靴下等を積極的に活用してください。
それでも冷えが気になる場合、腹巻がオススメです。
おなかを温めると、全身の体温が上がりやすくなります。

3.足先の冷え・だるさに効果的!軽い運動で血流をよくしましょう。

足先は心臓から離れているため、血液の流れが悪くなりがちです。
少しの散歩や軽い屈伸運動が血流をよくし、冷えに効果を発揮します。

意外と多い!? 目の下にクマを飼っている人へ

ある美容外科の調査によると、10代から各年代、男女問わず 「目のクマ」について悩みがあると答えているそうです。
目のクマには大きく3種類-茶クマ、青クマ、黒クマと分類されることが多いようです。それぞれ原因は新陳代謝の低下、たるみ・むくみ、血行不良などといわれ、どれもからだの血流が悪いことに繋がっています。
目の周りだけマッサージしたり、クリームを塗ったりしがちですが、まずはからだ全体の血流をよくしてみませんか?

だれでもできる!3つの対策をご紹介しましょう。

その1.(お急ぎ編)朝の蒸しタオル

温かい蒸しタオルを顔に当てて、顔全体を温めます。
目も覚めて一石二鳥!?朝の蒸しタオル

その2.しっかり入浴

夏もシャワーで済ませず、湯船につかります。
様々な入浴法がありますが、「ヒートショックプロテイン入浴法」をご紹介しましょう。

ヒートショックプロテインとはストレスなどで傷ついた細胞を修復するたんぱく質のこと。体を温めることで、このたんぱく質を増やす入浴方法です。
40~42℃のお風呂に合計15~20分入りしっかり温まります。
入浴後はすぐに冷やさず、しっかり水分を補給しながら10~15分程度保温します。入浴2日後をピークに数日効果が出るので週に2回、3日おきでよいです。
効果を感じなくなったら、1週間程度、間を空けて再開します。
温泉めぐりもおすすめです!

ただし、高齢の方、疾患がある方は水圧の影響を少なくするために、
みぞおちより下までの「半身浴」がよいようです。
上半身が冷えるので浴室をあたため、タオルなどをかけて入浴します。時間は20~30分を2回行います。このときも、入浴後は保温し、しっかりと水分補給します。
どちらの場合も、ご自分の体調に合わせ、無理のない入浴にしましょう。

その3.適度な運動

30分程度のウォーキングがおすすめです。
急に激しい運動をすることは、かえってよくありません。血液の流れが急だと末端まで流れないからです。
例えば、急流に流れているものを掴み取るのは難しいですよね。それと同様、血液も流れが速すぎると養分を吸収するのが難しくなります。 体調に合わせて毎日続けられるものがいいですね。
足を動かすと頭の先まで血液が行きわたり、脳の活性化にも期待できるとか!

からだ全体の血流をよくすることが、目の周りの新陳代謝やたるみ、血行不良の改善に繋がります。これでクマだけでなく、気持ちも元気になれそうです!

 

[監修] めいらくグループ 波動医科学総合研究所

秋に特に増やしたい「幸せホルモン」とは一体?

夏の暑さが和らぐとともに、食欲の秋の到来を感じる今日この頃。
食欲が増して、特に甘いものを食べたくなりませんか・・・?
その原因のひとつに「セロトニン」が関係しています。 セロトニンとは、心の安定を保ち、ストレスを減らす働きをもつ 脳内物質で、「幸せホルモン」という別名をもちます。

セロトニンは日光にあたることで分泌が活発になります。
つまり、日照時間が短くなるこの季節、分泌量は下降気味に。
しかし、甘いものを摂取すると、分泌量が一時的に増えて、気持ちが落ち着くのだそうです。
なるほど、この時期に食べるスイーツは特別においしいわけですね!

Pick up! 女性は幸せホルモンが不足しがち?
女性はセロトニンの分泌量が男性よりも少なく、 ストレスを感じやすいことがわかっています。 ストレス発散で甘いものを食べる傾向は女性に顕著ですが、理に適っているといえますね。

ですが・・・甘いものに頼っていては、一時的な対策となるばかりか、 肥満や糖尿病など、健康を害することになりかねません。
そこで、健康的にセロトニンの分泌量を増やす方法をご紹介します♪

1.太陽の光を浴びましょう

特に、朝日を浴びると効果的です。 起床したらまず、カーテンを開けて外の光を浴びましょう。太陽の光を浴びましょう

2.「リズム運動」を取り入れましょう

ウォーキングがオススメです。心のなかで「1、2、1、2」と 規則正しくリズムを取りながら歩きます。 疲れるまで歩かず、爽快感を感じる程度に留めておくことが大切です。

3.「トリプトファン」を摂取しましょう

セロトニンの分泌には「トリプトファン」という必須アミノ酸が必要です。 納豆や豆腐といった大豆製品、アーモンドやくるみといったナッツ類、 赤身の魚や肉に多く含まれています。トリプトファンという必須アミノ酸が必要

4.よく噛んで食べましょう

咀嚼もリズム運動のひとつです。
食事の際やガムを噛むときには、 リズミカルな咀嚼を繰り返すことを意識しましょう。

秋の気候は過ごしやすく、物事に熱中するのに最適な季節です。 セロトニンを増やして、より充実した日々をお過ごしください♪