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起源説

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コーヒーの起源説

起源説その1

エチオピアの高原でのお話です。
ヤギ飼いのカルディはヤギが赤い実を食べると、一日中興奮していることに気が付きました。自分でも試しに食べてみると、頭がすっきりします。この話を修行僧に話してみると、早速修行僧も試してみました。すると、これまで夜の睡魔に悩まされていたのが、 徹夜の修行も睡魔に負けず打ち込めるようになりました。
これがコーヒーを飲み始めた起源説のひとつです。

起源説その2

13世紀頃、イエメンの山中でのお話です。
イエメンの聖者シーク・オマールはモカの人気祈祷師でした。ある日、王の娘に恋をしたことで王が激怒し、オウサブという地へ追放されてしまいました。 ひとり、空腹のまま山中をさまよっていると鳥が赤い実を食べているのを発見しました。シーク・オマールはその赤い実を持ち帰り、 煮出してスープにすると、独特の香りがしました。
そして飲んでみると、疲れきったからだも回復しました。
これがコーヒーを飲み始めたもうひとつの起源説です。